アメリカの若者に人気のSNS『Tagged.com』が東南アジアなどの非英語圏で人気のSNS『hi5』を買収したそうです。詳しい契約内容はわかりませんが、Tagged.comが抱える全世界で1億人のユーザーとhi5が抱える2億5千万人のユーザーが合わさるわけで、それなりに強そうなSNS協同体ができたと言えるのではないだろうか。
hi5はスペイン、ポルトガル、ルーマニア、南米、東南アジアで人気のSNSで、かつては『Myspace』『Facebook』とともに3大SNSと呼ばれてた時期もあったような。しかし、Facebookの台頭によりアクティブ率はどんどん減少していき、苦難に陥っていた。再起を狙ってソーシャルゲームのプラットホームにシフトしてたが、うまくいかなかったのだろうか。
Tagged.comは、若者に人気のSNSで、Facebookのアカウントでもログインできるみたい。TaggedのCEOのGreg Tseng氏は「(Taggedの)1億のユーザーとhi5の1億のアクティブユーザーが加わる」とコメントし、また「2012年に売上倍増したらIPOを検討する」ともコメント。ちなみにTaggedの売上は2010年が3300万ドルで、2011年は4300万ドルから4500万ドルくらいになるそうです。
【参考】
http://blogs.wsj.com/digits/2011/12/14/tagged-acquires-facebook-competitor-hi5/[0回]